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コールセンター生活33日目 ​腰が痛い

今日は休みだった。

最近腰が痛くなってきている。

腰が痛くなってくると、なんだか体力も一緒に落ちてくる気がしていたので、近所の接骨院に行くことにした。

その接骨院は本当に近所で歩いて1分のところにある。


なんだかやたらと愛想の悪い受付の女の人にカードを作らされ、腰に電気を通されたりしたあと、とても感じのいい先生の施術を受けた。

「やっさんはいつもどんな布団で寝てますか?」

「せんべい布団です。ニトリで適当にかったやつです」

「マットレスって敷いてます?」

「敷いてないですね~」

「あー、なるほど。やっさんは少し普通の人よりお尻が大きめなので、仰向けに寝たときに腰に負担がかかってしまうんですよね。なので、マットレスを敷いたほうがいいと思いますよ。」

「そうなんですか?オススメってありますか?」

「うーん、そうですね。ちょっとお値段が高いですけど、アイリスオーヤマのエアリーマットレスをうちではおすすめしてます。」

アイリスオーヤマのエアリーマットレスといえばミニマリスト御用達のマットレスじゃないか・・・!

・・・なんか買うの嫌だな。

「そうですか・・・ちょっと考えておきます。」


と、その場は適当にやり過ごした。

 


それにしてもこの腰の痛みは本当に何とかしないとこの先ぎっくり腰とかになりかねない。


先日、くぼ姐の近くに座っていたのだが、朝、業務がはじまる直前に30くらいの男がコミュニケーターがくぼ姐のところにやってきて

「すみません。。。本当に申し訳ないんですが、腰がどうしても痛くて・・・頑張って来てはみたんですが・・・ちょっと今日は無理そうで・・・帰らせていただきたいのですが・・・。」


と言い始めた。

するとくぼ姐はその人の顔も見ずに

 

「大丈夫?もう全然無理そう?」

 

「はい・・・本当に申し訳ないのですが・・・」

 

「ふーーん。そうなんだ。接骨院とかは行ったの?」

 

「はい・・・でもしばらく安静にしてろとは言われてまして・・・」

 

それを横で見ていた、コミュニケーターの受電状況などを管理しているおばさんが口を挟み


「でもさあ、私たちの仕事って、なにか重いものをもったりするわけでもないしねえ」

と嫌味をのたまう。

 

それに対して30男は

 

「すみません。。。」

 

とうなだれるだけでもうなんだか泣きそうだ。

 

それに対してくぼ姐はやはりその人の顔も見ず

 

「わかったよ。今日は帰っていいよ。お大事にね。」

 

と冷たく言った。


結局ここの職場では管理者は頭数をそろえることにだけ一生懸命で、労働者が体を壊そうが、精神を病もうがそんなことは知ったこっちゃないという感じだ。

 

どうせ壊れたらまた新しいのにチェンジすればいいのだから。

 

30男の求職者のなんていくらでもいる。